「Shade Bloom」は、
届かなかった気持ちをそのまま閉じ込めた曲です。
好きだったのに、近づくことができなかった。
伝えたい気持ちは何度もあったのに
言葉にした瞬間に全部壊れてしまいそうで、
ずっと胸の奥にしまっていました。
相手は太陽みたいな人でした。
明るくて、自然と人が集まってきて、誰かを照らせるような人。
でも、眩しい人を好きになるほど、
自分はその光の外側にいる気がしてしまうことがあります。
隣に立ちたいのに立てない。
触れたいのに手を伸ばせない。
そんな距離感を、この曲には込めました。
英語の歌詞には、日本語だけでは表現しきれなかった
“飲み込んだ感情”を入れています。
「You were too bright for me to even try」
には、
“あなたが眩しすぎて、近づこうとすることすらできなかった”
という意味を込めました。
「I stood behind you, in quiet bloom」
は、
“気づかれない場所で、静かに想い続けていた”
という感覚に近いです。
そして、
「Even if it means fading in the dark,
I’ll bloom for you until I disappear」
という最後のフレーズには、
“たとえ暗闇の中で消えていくとしても、
それでもあなたを想いながら咲き続ける”
という意味を込めています。
この曲を書いている間、
ずっと“ひまわり”のイメージが頭にありました。
太陽を追い続ける花。
届かないと分かっていても、そちらを向いてしまう花。
「Shade Bloom」というタイトルには
光の下ではなく、影の中で咲いてしまった感情を重ねています。
報われる恋じゃなくても、
忘れられない気持ちは確かにあって。
夏が終わったあと、ふと誰かを思い出してしまうような、
そんな感情をこの曲に残しました。